マアジがなければツムブリを食べればいいじゃない
今日はふと、なめろう(アジ等の魚をミンチ状にしたアレです)食いたい!と思ったものの沖縄には本土でドメジャーなお魚、マアジが生息しておらず(採集された記録はあったはず)県産のマアジが店頭に並ぶことはない(近縁種のメアジはたまに見かける)。
メアジでいいから、なめろうにできるような魚はないか、とスーパーをウロウロしていたら、ツムブリの柵発見。しかも安い。この魚、さっぱりしてるイメージだし、なめろういける。
材料
ツムブリ:200gくらい
玉ねぎ:1\4個を粗みじん(長ネギも可)
ショウガ:1カケを粗みじん
大葉:適量
味噌(なめろうには赤じゃない方が好き):大さじ1強
作り方はこれら材料をひたすら包丁でたたくだけ。
ネトネトしていい感じに仕上がりました。沖縄の魚はその身自体のうまみが少なめなので、味噌をがっつりいれるなめろうとか結構合うのかも。今度はガーラかイラブチャーでなめろうつくってみようか。
川が好きなんです
どんな狭い水路でも「なんかいないか?魚はいないか?」とりあえず覗く癖がある。
それくらい川が好き!と、言うよりも自分の中で川が生活の一部にあると言っても過言ではないのではなかろうか。
そんなわたくしですが、仕事の都合でほぼ内水面が無い宮古島に住むことになりました。
当初、離島行きの話が出たとき「よりによって川のない島かよ!」と正直かなり暗い気分になったのは確かなんです。
そんな中、離島生活開始の旨を魚関係の大先輩である某大学院大学のハゼ研究者M氏に伝えたところ、氏から以下のリンクとともに「見つけたら連絡ください」と連絡がきました。
「宮古島のヨシノボリ類」
https://www.okinawa-ikimono.com/reddata/red_data_book/category_04/topics/index.html
宮古島の川、正直、ほとんど水なんか無くてちょろちょろ水あるくらいなんだろうなあ、なんて思って休日になんとなく訪れたら…かなり水量がある!これは、川ではないか!この島にも川がある!
と、いうことで、タモ持って川で幻のヨシノボリ探しできそうな、川好きにも安心な離島生活となりそうです。
リュウキュウアユ
最初にまず、この魚のことを書いておかねばなりませんな。
なぜに私が「やじ」を名乗っているのか、と言いますと、やじに関われなかったら今の自分はない、と言っても過言ではないくらい自分にとって大事な生き物であるから、なのです。
「やじ」とはリュウキュウアユ Plecoglossus altivelis ryukyuensis という魚の奄美大島での呼び名。現在この魚は奄美大島にのみ生息しています(沖縄島にも奄美大島からの導入個体群が定着しています)。
縁あってこの魚にかなり濃く関わり、その中で琉球でのいろんな方々との人間関係を築くことができたのです。「やじ」ことリュウキュウアユは、私の南国での生活の基盤を作ってくれた魚なんですよね。
離島生活ブログを始めてみよう
こんにちは、やじ、と申します。
ふらふらしていたらどんどん南に流せれて、離島暮らしをすることになりました。
そんな生活をだらだらか書いていこうかな、と思います。
内容は生き物(特に魚類)音楽、料理、とかになるのかな。
南の島で生物学に関わりながらメシを食って生活しています。よろしくお願いします。